水業界を見つめて20年以上地域に水を届けて社会貢献を
水業界を見つめて20年以上地域に水を届けて社会貢献を
INTERVIEW
2000年入社 / 新卒
経済系学科出身
営業職としてこれまで東京、大阪、九州とさまざまな支店を経験し、現在は大阪支店長として勤務しています。20年以上にわたりこの業界に携わってきた中で、人々に水を届ける仕事の重要性を日々感じています。
どんな時代も必要とされるインフラ事業
水道機工を志望した理由は?
ものづくりに興味があったこと、そして周囲のアドバイスもあり、インフラ関係の企業を志望していました。人々の生活に直結するインフラは、時代や流行に左右されず常に必要とされるものなので、そういった業界の安定性に惹かれた部分もあります。水道機工は水処理関係の企業の中でも、業界トップクラスのシェアと歴史を誇る会社であることも魅力のひとつでした。
入社の決め手は?
専門性の高い業種なので、理系出身の社員が中心だと思っていたのですが、営業職では私のような文系出身の先輩方も数多く活躍していることを面接で知りました。さらに最終面接でお話しした当時の社長が、長年営業職を経て役員になられた方でした。とても人間的な魅力溢れる社長で、強い熱意を感じ、ぜひこの会社で一緒に働きたいと思いました。
地域社会に直接貢献できる醍醐味
さまざまな支店での勤務を経験して得たものは?
営業として入社してから、東京、大阪、九州、そしてまた大阪に戻り、現在は大阪支店長としてマネージャーの職務に就いています。 たとえば大都市と山間部では、水道事業の形態や規模も大きく異なりますし、そこで関わる方々の仕事に対するスタンスや価値観もさまざま。多様な地域で経験を積むことで、そこでしか味わえない成長があると感じています。生まれ育った故郷や、住んでいる地域に、事業を通して地域社会に直接貢献できるのも、この仕事の醍醐味だと思います。
一番印象が強いエピソードは?
2016年、熊本地震のときですね。私は九州支店にいたのですが、宮崎県の高千穂町が深刻な被害を受け、広範囲で断水が発生しました。水道機工は厚労省から支援要請を受け、非常災害用の浄水装置を被災地に搬入し、復旧支援をすることになりました。 普段の仕事では、おもに地方自治体の方々とやり取りすることが多く、その先の地域住民の皆さんから直接声を聞く機会はほとんどありません。この復旧支援では、私自身も地域の皆さんに飲料水を配る経験をして、人々の生活に密接に関わる仕事をしていることを実感しました。 水の大切さをあらためて感じるとともに、地域の方々からの感謝の言葉を直に受け取って、「この仕事をやっていてよかった」と心から思える体験でした。
仕事で大切にしていることは?
営業の仕事は、信頼関係がすべて。私が担当したデザインビルド式の大型プロジェクトでは、水道機工が代表企業という立場で、グループ会社と連携して提案を進めました。技術力、提案力、価格力の総合力で勝負することになりますが、この発注方式は複数の企業から成り立つ共同事業体として参加するため企業間の調整が非常に重要となります。自分たちの利益だけを優先するのではなく、相手の立場や利益も考える態度が求められると思います。今後はこの様な事業形態も増え、社内外問わず信頼関係の構築が重要です。さらに人間力を磨きたいと思います。
業界とともに私たちも変化し続けていく
これからの水道機工が目指すものは?
私が入社した当時と比べて、仕事の受注環境も大きく変わりました。若手の営業社員たちも、私たちが思いつかなかったような新しいツールを開発するなど、いろいろと工夫をしています。水道事業自体もどんどん変化をしていますし、これからも変化し続けていくでしょう。人口減少が続くとしても、人々の生活に直結する水の需要は決してなくなることはありません。 官民連携という手法からさらに一歩進んで、私たち水道機工にできることを見つけていきたいです。
応募者のみなさんへ
文理問わず、誰もが活躍できる会社です
専門知識を要する会社なので不安もあると思いますが、研修制度や勉強会などしっかりしたサポート体制が整っています。私もかれこれ20年以上になりますし、私の先輩方や役員も含めて文系出身者がたくさん活躍しています。チャレンジ精神旺盛で変化を楽しむ方々にぜひ来ていただきたいです。