WORK FLOW仕事の流れ
水道機工には大きく分けて2種類の仕事の工程があります。
1つは水処理施設の新設や改修などのプラントエンジニアリング、もう1つはそれらに導入する自社製品のプロダクトエンジニアリングです。
浄水場の改修の工程を例にとり、どんな部門の、どんな職種の人たちが携わっているかを紹介します。
全体の流れ
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01営業・計画設計
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02プラント設計
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03電気設計
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04施工・試運転
A市の浄水場を改修します!
営業・計画設計
お客様の要望や課題に対し、水道機工の知見を活かした技術提案をします。どれくらいの規模が必要なのか、どういう設備が必要なのか、実際に現地に足を運び、その土地の地盤や気候、原水の水質などを踏まえた最適な設計プランを作成します。
お客様のニーズを具現化して提案していきます。
浄水処理方式の懸念点があれば研究開発と解決策を探ることもあります。
装置設計
自社製品の設計が必要な場合は、装置設計に相談します。
実施設計フェーズでは、プラント設計と電気設計が並行してプロジェクトを進行させます。
プラント設計
受注が確定した浄水場の設計をおこないます。営業や計画設計から計画を引き継ぎ、取り掛かる案件の全容を把握します。浄水場内の機器配置図や配管図及び機械の図面を作図・用意していく過程で、要望との相違や間違いの修正チェック、さらに良いアイデアをどんどん提案していきます。現地調査やお客様との打合せ、綿密な調査を行い、お客様の要望を可能な限り図面に反映させることで、より良い設備を提供することができます。
装置設計
浄水場に合わせて製品の仕様変更を依頼します。
電気設計
受注が確定した浄水場の電気に関する設計をおこないます。プラント設計と協力し、浄水場全体・各機器の制御方法、停電などの緊急時の対応を検討したり、浄水場を安全に運用するための方法の検討を行います。また、浄水場設備を運用するための動力制御盤・監視装置等の設計もおこないます。
運転から制御、緊急時対応など幅広い視野で電気の流れを作っていきます。
施工・試運転
建設工事を円滑に、安全に進めるよう管理をしています。特に下記4項目について管理します。
- 安全管理 事故発生を防ぐための管理
- 環境管理 自然/周辺/職場環境を考慮して施工すること
- 品質管理 設計図や基準通りに施工させること
- 工程管理 工程通りの施工をおこなう
出来上がった施設が正常に稼働するか試運転をおこない、問題がないか確認したのち、竣工となります。
試運転には電気設計や装置設計など様々な部署が協力して参加し、問題なく運転できるよう浄水場の最終チェックを行います。
全体の流れ
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01研究開発
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02装置設計
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03製作
研究開発
お客様のニーズに合った独自性の高い製品や、要望に応える製品を迅速に開発します。お客様の要望ももちろんのこと、営業や計画、プラント設計など幅広い要望を確認しながら開発を進めます。また、現行の製品の課題に対して調査を行い、技術的課題を解決します。
装置設計
研究開発した自社製品の詳細部分を設計し、図面を作成・仕様を決定します。装置の詳細仕様を変更しお客様のニーズに合わせていきます。
水処理施設は一つとして同じものはないため、それぞれに合わせて製品のカスタマイズをします。
製作
設計図をもとに必要な資材を調達し、組み立て、品質検査を行います。その過程では、必要以上にコストをかけないよう原価管理、納期に遅延が発生しないよう工程管理、求められる品質を担保するための品質管理を行います。
施工・試運転
オーダーメイドで設計した装置の据え付けをおこないます。施工・試運転時には装置設計者も同行することがあります。